水墨画家・曹亜鋼が日本最大の水墨画を制作、小室哲哉の生演奏と共に発表

富士山を不朽の傑作として残すことを目指したアートプロジェクト始動

日本最大級の巨大水墨画と音楽が織りなすコラボレーション作品が、27日長崎県西海市でお披露目されました。

その音楽を手がけたのは――
音楽家の小室哲哉さん。会場で生演奏を披露しました。

長崎県西海市の国際芸術交流センターで、27日にお披露目された水墨画「永遠の富士山」。縦3.65メートル、横9.2メートルと日本最大級の大きさで、中国出身の水墨画家・曹亜鋼さんがおよそ4か月かけて描きました。

コラボレーション作品「永遠の富士山」について

本作品は、水墨画家・曹亜鋼と共通の知人を介して親交を深めた音楽家・小室哲哉さんがアトリエに訪れ、曹亜鋼の創造性や創作に向き合う想いなどに共感されたことからコラボレーションが実現しました。

日本最大の水墨画（たて・約3.65メートル、よこ・約9.2メートル）

曹亜鋼が長崎のアトリエ・曹亜鋼国際芸術交流センター（長崎県西海市崎戸町）で数ヶ月にわたり制作した幅9.2ｍ×高さ3.65ｍの日本最大の大きさとなる水墨画は、鉱石で作られた金色の岩絵具で色をつけることで、風化せず永遠に輝き続ける金色の富士山が描かれています。

この水墨画と小室哲哉さんによるオリジナル楽曲が融合することで一つの作品となったのが「永遠の富士山」です。楽曲は、小室哲哉さんがアトリエに足を運び、曹亜鋼の制作する姿や富士山が描かれた水墨画からインスピレーションを得て制作しています。ピアノの自然音とシンセサイザーの電子音が組み合わさって、富士山が誕生する前から現在の富士山に至るまでの壮大なストーリーを彷彿させる約30分間のオリジナル楽曲となっています。

©️曹亜鋼アートセンター

曹　亜鋼

『人々に希望と勇気を与え、原動力を与えてくれた感じがしました。』

富士山の姿は多くの人々に希望と勇気を与える象徴です。その美しさと力強さが、私たちを前向きにし、挑戦する原動力となってくれます。そんな富士山を、私はただ単に描くのではなく、その魂を表現したいと強く感じました。画作において、富士山の壮大さと静けさ、そして永遠の美を捉えることは、私の責任でもあります。この作品を通じて、観る人々に深い感動と共に、新たな希望をお届けできるよう努力し続けます。

小室哲哉

『曹先生が筆をおろしているのも見ながら、長い脈々とつながっているものは表現したいなと』

見た方が、いろんな気持ちで見ると、「永遠の富士山」と言うのは、いろんな意味で見えてくる。一度聴いて飽きちゃう、という感じではなくて、何回も聴くといろんなふうに聴こえてくる、というような彩り豊かな感じにはしたいなと思いましたね。デジタルアートだったら簡単というか、よくあることなんですけど、こう言った人の水墨画と自然の音楽、機械じゃない楽器とかっていうものをデジタル化してデータ化して、NFTにするっていうのはなかなか無いと思います。

©️曹亜鋼アートセンター

メディアの関与と報道

「永遠の富士山」の発表会には、多くのメディアが集まり、この壮大な芸術作品の初公開を取材しました。新聞、テレビ、オンラインメディアを含む各種プラットフォームからの記者たちが、作品の独特さとその背後にある芸術家の情熱を伝えるために競って報道しました。このセクションでは、特に注目を集めたメディアの記事やクリティックの評価を紹介し、さらに、展示を見た観客からの直接的なフィードバックと反応も掲載します。この広範な報道により、「永遠の富士山」は国内外での注目を集め、芸術界だけでなく、一般の観客にも深い印象を与えました。

イベント概要

イベント名	『日本最大の水墨画・永遠の富士山』完成披露発表会
日時	2023年11月27日(火)
場所	曹亜鋼国際芸術交流センター〒857-3102 長崎県西海市崎戸町本郷362-1
電話番号	曹亜鋼アートセンター株式会社：0946-24-1111
主催	曹亜鋼アートセンター株式会社
企画・運営	ACE Media株式会社

※新型コロナウイルスの感染症、予防対策を講じて、大会を開催予定です。